Windows Update を実行すると新しい Outlook for Windows が自動でインストールされる


最近、Windows Update を実行したら新しい Outlook for Windows が勝手にインストールされた、というような話を聞きます。
これは、Windows 10/11 の 23H2 以降で Windows メールとカレンダーが新しい Outlook for Windows に置き換えられるためです。
このことは、新しい Outlook for Windows の展開の概要 – Deploy Office | Microsoft Learn に以下の通り記載されています。

23H2 以降の Windows ビルドでは、2024 年末までにプレインストール済みのメール アプリと予定表アプリが置き換えられるため、新しい Outlook アプリがすべてのユーザーにプレインストールされます。

この動作を事前に無効化してインストールされないようにする方法は用意されていないため、管理者がユーザーに新しい Outlook for Windows を使わせたくないということなのであれば、23H2 のインストール後に新しい Outlook for Windows を削除する必要があります。

削除方法は以下の通りです。

  1. PowerShell を管理者権限で起動します。
  2. 以下のコマンドを実行します。

    Remove-AppxProvisionedPackage -AllUsers -Online -PackageName (Get-AppxPackage Microsoft.OutlookForWindows).PackageFullName

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