HTML 形式で送信時に指定したフォントが受信側で使われない現象


通常の場合、HTML 形式では作成時に使用したフォントが受信側でも使用されますが、フォントによっては受信者側で別のフォントになってしまう場合があります。
受信側に存在しないフォントを指定した場合には当然そのようになりますが、存在する場合でもフォントによっては使用されないことがあるのです。

たとえば、以下のようなフォントです。

  • HGPゴシックE
  • HGP創英プレゼンスEB
  • HGP創英角ポップ体

これらのフォントの共通点はフォント名に半角カタカナが使われていることです。
一般的に、日本語を含むメールは iso-2022-jp (通称 JIS) エンコードで送信されます。
このエンコードでは半角カタカナの表記方法が定義されていないため、正式には半角カタカナを送信することができません。
そのため、Outlook は HTML 形式のメールでエンコードが iso-2022-jp だった場合、半角カタカナを全角カタカナに変換して送信しますが、その際に HTML ソースに含まれる上記のフォント名の半角カタカナ部分も全角カタカナに変換されることになります。
たとえば、「HGPゴシックE」は「HGPゴシックE」となるのです。
フォント名においては半角カタカナと全角カタカナは区別されるため、受信側では全角カタカナに変換されたフォントは存在しないことになり、作成時に指定されたフォントではなく、既定のフォントなどで表示されます。

この現象を回避するには、上記のようなフォントを使用する場合にエンコードとしては iso-2022-jp 以外の半角カタカナを使用可能なものを使います。
たとえば、Shift-JIS や UTF-8 であれば、半角カタカナをそのまま送信することが可能です。
送信時のエンコードの設定方法については、以下のマイクロソフト技術情報を参照してください。

KB881816 Outlook 受信メールの文字化け対処方法

なお、「日本語 (JIS 1 バイト カタカナ可)」というエンコードでも半角カタカナは送信できますが、このエンコード方法はサポートしていないメールソフトがあるので、使わないほうが良いでしょう。

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