パブリック フォルダに保存したファイルで競合が発生する現象について


ネットワーク ドライブなどの共有フォルダに Word や Excel のファイルを保存し、それを複数のユーザーで開いた場合、後で開いたユーザーについては編集ロックがかかり、先に開いたユーザーが編集を終えるまで書き込みができません。

しかし、Exchange サーバーのパブリック フォルダに直接ファイルを投稿し、それを Outlook 経由で開いたような場合、そのファイルはロックがされず複数のユーザーが同時に編集することができてしまいます。そして、別々に変更を加えて保存すると、"競合メッセージ" が発生し、どちらか一方または両方を保存するというオプションの選択になります。
このような動作となるのは、Exchange サーバーのパブリック フォルダにはロックという機構がないためです。

Exchange サーバーにはパブリック フォルダの複製機能があり、例えば東京とニューヨークのサーバーで同じフォルダを別々のサーバーによって保持するということが可能です。このような環境でロックをかけようとすると、東京とニューヨークの両方のサーバーでロックが必要となり、ロック中にネットワークの切断が発生したような場合に解除ができない、というような現象が発生する可能性があります。
このようなことが発生しないように、Exchange サーバーではパブリック フォルダ上のアイテムやファイルをロックすることはせず、複数で同時に変更が発生した場合には競合メッセージを生成するという仕様になっています。

複数のユーザーでファイルを編集しつつ、ロックなどの機能も必要ということであれば、Windows SharePoint Service などを使ってください。

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