Outlook Express がインポートする Outlook のアカウント設定について


Outlook Express がアカウント設定のインポートの際に参照する Outlook のアカウント情報は、以下のレジストリ キーに保存されているものになります。

  HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\Outlook\OMI Account Manager\Accounts

しかし、これは Outlook 98 および Outlook 2000 のインターネット メールのみ (IMO) というモードでアカウントが保存されるレジストリ キーであり、Outlook 2002 以降ではこのレジストリ キーにアカウント情報を保存しません。これは、Outlook 2002 以降では IMO というモードが廃止され、ひとつの MAPI プロファイルで複数のメール アカウントをサポートすることが可能となったためです。(ただし、新規のアカウントの作成時に、以前のバージョンの情報を取得するため、ここを参照することがあります。)
Outlook 2002 以降や、Outlook 2000 以前で企業・ワークグループ モードを使用していた場合には、アカウント情報は下記のレジストリ キーの下に保存されます。

  HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows Message Subsystem\Profiles\プロファイル名

こちらの情報は Outlook Express でインポートされません。
その結果、Outlook 2000 以前で IMO を使用していたパソコンを Outlook 2003 にアップグレードしたり、Office の個人用設定の保存ウィザードなどにより古いパソコンの HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office 以下のレジストリ キーをすべてコピーしたような場合、Outlook Express でアカウント情報をインポートしようとすると、Outlook 2003 で新規に追加したアカウントは表示されず、以前に使用していた古いアカウント情報がインポートされるという現象が発生します。

なお、上記の二つのキーに保存される情報に互換性はないので、Outlook 2003 で新規に追加したアカウントを Outlook Express でインポートする方法はありません。

関連情報: KB284410 OL2002: Deleted Accounts Are Imported from Outlook Express to Your New Outlook Profile

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